施設長のひとりごと
春のウキウキ感も、収穫あってこそ。
実家の周りの山菜は、踏んづけて歩くほど?あちこちに自生しています。
今月の初めころからタラの芽や、ウド・ゼンマイ・わらび・たたのこ(ネマガリタケ)など山菜のオンパレードで食卓がいっぱいになりました。
子どもの時は採るのは好きでしたが、山菜が大好きな子どもなんて少ししかいないはず!
この季節の食事は大嫌いでした。
3月下旬から今月の初めにかけてはタラノメが最盛期のはずが、
以前このブログにも「自分が生まれた場所はこんな所」と、写真付きで紹介したことがあった。
自分の生まれた場所は山に入ってけもの道を通って隣接の市に出る途中・・・山間の10軒程度の集落で昭和40年に生まれた。
当時は30人くらい人が居たのだが、たった5軒・人口6人になってしまった。
通学していた小学校へは片道7キロかかっていた。
分校はあったが、同級生がいなかったのでそのまま本校に通っていた。
能登地区は今や閉校・統合の真っ只中、通っていた小中学校は周りを吸収し、校舎を新築し、子どもたちも少ないながら、まだそこにある。
いわゆる限界集落・・・65歳以上の方が50%を超え、もはや消滅集落とも言える場所だが、週末に予定が無い時は必ずと言っていいほど田舎に帰っている。
今回被災された方や原発で避難指示があった方の多くは、自分が生まれた場所を離れ、或いは立ち入れない・・・そんな状況だろう。
どのような田舎であっても帰れる場所があるのは心強い。
最近特にそう感じるのは・・・
年のせいかもしれない。
施設長のひとりごとの
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